８０后の女の子と秋ごはん

３連休の最終日。

この前、留学のため日本にやってきたばかりの８０后の女の子と食事に行く約束をしました。

１年前に北京で取材させてもらって以降、１年ぶりです。

はてさて、どんな料理がいいんだろう？

北京で会ったときには大勢だったので、手ごろなピザハット（北京にもピザハットはあります！）で安く済ませてしまったのですが、今回はそうはいきません。

北京出身だから、やっぱり北京料理が懐かしいかしら（まだ来日して２週間だけど）？　

あるいは、今日は暑いから、前に食べた歌舞伎町の四川料理でもいいかな？

と、まああれこれ、お店の場所を考えながら待ち合わせ場所に行ってみると、彼女のリクエストは意外にも「日本料理」でした。

「中華料理はもう中国で十分、食べましたから！日本料理がいいです」という、とても「きっぱり！」としたお答え。

ああぁ～、困りましたよ～～。

日本人は「日本料理」と改まって言われると、困ってしまうもんです、ハイ。

だって、日本料理といえば、ちょっとお高いイメージが・・・・・。

レストランの選択肢の中に入れていなかったので、お店のメドもたたず、ふらふらとあちこち歩いて、結局、デパートのレストラン街という、ひじょーに無難なところに決めてしまいました。

うう、情けない。

そこで、えらい方と仕事の会食に行くならともかく、そうでないのにオーダーするなんてことは（自分の日常では）まずありえない、松茸御膳を思い切ってごちゅうも～～ん。

土瓶蒸しまで食べてしまいました。




でも、彼女が喜んでくれたから、これはこれで、よかったです（と、貧しい自分をなぐさめる・・・）

それにしても、ちょっと会わない間にだいぶ大人になった様子。しっかりと、自分で自分の道を切り開こうとしている姿がまぶしく見えました。

そして、励ます立場の私が、最後はなぜか、彼女に励ましてもらっておりました。

あ、これでもと、取れたかな？（笑）