2011年 10月 25日
紫式部 |
ご近所で四季折々、いろんな花を植えているすてきなお家があるのですが、今はちょうど、紫式部が花ざかり(実ざかり)で、とてもきれいです。

実はこの家、私が9年前に出版した著書『職は中国にあり』(夏目書房)の編集者の学生時代の友達の家、っていう、不思議なご縁があります。
この本(今はもう出版社もなくなってしまい、絶版ですが、図書館にはあると思います)の編集者が、打ち合わせのため、我が家に来る途中、この家を見て「あ~っ、ここ、Iさんちだ~」と、びっくりしていたんです。
昔、その編集者はこのあたりに住んでいたそうですが、こんな偶然ってあるんですね。
その本は、日経BP社のある雑誌で、中国に住む日本人を特集したものをもとにして一冊の本にまとめたもので、第2の人生を、中国の日系企業や中国企業で過ごそう、という内容でした。
日本でリストラされても中国があるさ―。
日本では40代過ぎたら管理職だけど、中国にいけば技術やスキルが生かせるさ―。
日本の若者は素直に言うことを聞かないけれど、中国の若者は貪欲に技術を習得してくれるさ―。
っていう、今思えば、かなり革新的な内容でした。
それで、日本人のシニア男性よ、中国で充実した生活をしよう、ということで、「職は中国にあり」っていうタイトルをつけたのです。
我ながらなかなかよいタイトルで、目のつけどころもよかったと思ったんですが、時期が早すぎたのか、残念ながら、あまり売れませんでした(笑)。
でも、私にとっては、とてもいい経験になったと思っています。
私を見つけ出して、声をかけてくれた編集者には、心から感謝しています。
昨日は近所のIさん宅であざやかな紫式部の枝を見つめながら、そんなことを思い出しました。

実はこの家、私が9年前に出版した著書『職は中国にあり』(夏目書房)の編集者の学生時代の友達の家、っていう、不思議なご縁があります。
この本(今はもう出版社もなくなってしまい、絶版ですが、図書館にはあると思います)の編集者が、打ち合わせのため、我が家に来る途中、この家を見て「あ~っ、ここ、Iさんちだ~」と、びっくりしていたんです。
昔、その編集者はこのあたりに住んでいたそうですが、こんな偶然ってあるんですね。
その本は、日経BP社のある雑誌で、中国に住む日本人を特集したものをもとにして一冊の本にまとめたもので、第2の人生を、中国の日系企業や中国企業で過ごそう、という内容でした。
日本でリストラされても中国があるさ―。
日本では40代過ぎたら管理職だけど、中国にいけば技術やスキルが生かせるさ―。
日本の若者は素直に言うことを聞かないけれど、中国の若者は貪欲に技術を習得してくれるさ―。
っていう、今思えば、かなり革新的な内容でした。
それで、日本人のシニア男性よ、中国で充実した生活をしよう、ということで、「職は中国にあり」っていうタイトルをつけたのです。
我ながらなかなかよいタイトルで、目のつけどころもよかったと思ったんですが、時期が早すぎたのか、残念ながら、あまり売れませんでした(笑)。
でも、私にとっては、とてもいい経験になったと思っています。
私を見つけ出して、声をかけてくれた編集者には、心から感謝しています。
昨日は近所のIさん宅であざやかな紫式部の枝を見つめながら、そんなことを思い出しました。
by keinakaji
| 2011-10-25 08:17
| 中国