2012年 06月 04日
あの事件から23年 |
今日であの痛ましい事件から23年が経ちました。そう、あの事件です。
あの日、私は大学4年生になったばかりで、都内の私立高校で教育実習の初日でした。ただでさえ緊張しているのに、あんな事件を目の当たりにして、気が動転していたのを覚えています。
でも、あの頃は、恥ずかしながら、どういう背景で、どんな事情で、あの事件が起きたのか、あまりよくわかっていませんでした。
年をとるにつれて、事件の重大性を学ぶようになり、年々、胸が痛むようになりました。
昨夜、NHKのETV特集で「亡命詩人の憂鬱 23年目の天安門事件」というドキュメンタリーを見ました。
廖亦武(リャオ・イーウ)さんはあの事件当時、四川省にいて事件を知り、「大虐殺」という長編詩を書いた罪で4年間投獄されたそうです。どのような拷問だったかという話も番組の中で出てきましたが、いたたまれない気持ちになりました。
現在はドイツ・ベルリンに亡命していますが、亡命を手助けしたとして中国国内の友人が拘束されており、今、その救援活動を必死で行っているそうです。
この番組は6月10日の深夜に再放送がありますので、ぜひご覧ください。
今の中国にはこんな実態もまだあるんだ、とわかっていただけると思います。
ところで、廖亦武さんのお名前はどこかで見たことがあったな・・・と思っていましたら、我が書棚に本がありました。
「中国低層放談録 インタビュー どん底の世界」という本です。ぜひ、お読みください。
あの日、私は大学4年生になったばかりで、都内の私立高校で教育実習の初日でした。ただでさえ緊張しているのに、あんな事件を目の当たりにして、気が動転していたのを覚えています。
でも、あの頃は、恥ずかしながら、どういう背景で、どんな事情で、あの事件が起きたのか、あまりよくわかっていませんでした。
年をとるにつれて、事件の重大性を学ぶようになり、年々、胸が痛むようになりました。
昨夜、NHKのETV特集で「亡命詩人の憂鬱 23年目の天安門事件」というドキュメンタリーを見ました。
廖亦武(リャオ・イーウ)さんはあの事件当時、四川省にいて事件を知り、「大虐殺」という長編詩を書いた罪で4年間投獄されたそうです。どのような拷問だったかという話も番組の中で出てきましたが、いたたまれない気持ちになりました。
現在はドイツ・ベルリンに亡命していますが、亡命を手助けしたとして中国国内の友人が拘束されており、今、その救援活動を必死で行っているそうです。
この番組は6月10日の深夜に再放送がありますので、ぜひご覧ください。
今の中国にはこんな実態もまだあるんだ、とわかっていただけると思います。
ところで、廖亦武さんのお名前はどこかで見たことがあったな・・・と思っていましたら、我が書棚に本がありました。
「中国低層放談録 インタビュー どん底の世界」という本です。ぜひ、お読みください。
by keinakaji
| 2012-06-04 09:58
| 中国