香港のドラえもん

昨日はドラえもんの誕生日だったんだそうですね！知りませんでした。

香港では「ドラえもん誕生１００年前祭」が開催中だということも、初めて知りました。誕生日は２１１２年９月３日なので、その１００年前を記念してのイベントだそうです。（９月１６日まで）

場所はチムサーチョイのハーバーシティ（海港城）の裏側、スターフェリー乗り場に続く通路だそうです。

こ～んな感じ。１００体の違うポーズをしたドラえもんが並んでいるとか。



香港の大人も、若者も、子どもも、メイドさんも、みんな大騒ぎだそうです。

最近は、日本アニメといえば、猫も杓子も「ワンピース」だと思っていたら、いえいえ、まだまだ、ドラえもんの人気は根強いんですね。藤子・Ｆ・不二雄、やっぱりすごいです。

テレビのインタビューで、３０代くらいの香港人男性が「領土問題と文化は別。ドラえもん、大好き」とくったくない顔で話していました。

そういえば、ドラえもんで思い出したことがあります。

ずいぶん前の話ですが、広東省深せんで工場を経営している日本人の方が、日本のお土産として、どら焼きを工場の従業員に配ったことがあったそうです。

そのとき、２０歳そこそこの若い従業員は大喜び。

「あ～～！、これがドラえもんが大好きなどら焼きというものですか！！感激！～」といって、ありがたそうに受け取ったそうです。

それをどうするのか？と思ったら、「故郷のお母さんに送ってあげる」といって、自分は食べず、翌日、大事そうに郵便局に持っていった、という話を聞きました。

いい話だな～～、と思ったものでした。

ドラえもんのポケットで、今、何かを叶えることができるのなら、日中の領土問題が棚上げになるよう、お願いしたいところです。