2012年 09月 24日
多様性抱える隣人 |
今朝の朝日新聞にすばらしい記事が出ていました。 泣けました。
「多様性抱える隣人 西安で見た反日の激情」という、作家の小林恭二さんのエッセイです。
小林さんが西安滞在中、ちょうど反日デモがあり、小林さんが宿泊するホテルもデモ隊に包囲され、警察車両が炎上して、近づくことさえできない状況になりました。
しかし、同行した教え子の中国人は緊迫した面持ちで「必ず先生を守ります」と言ってくれたそうです。
小林さんは日本人だと見つかり、言いがかりをつけられたそうですが、それでも状況を冷静に判断し、彼らの行動は不満や矛盾をぶつけるはけ口だったのではないか、と語っています。
小林さんは上海大学の教授から聞かされた話として、こう書いています。
「中国は4つある。古代的な意識のままの人、封建的意識を引きずる層、近代的生活を送る人、前衛的な意識の人。それらが、いろんな地方に分かれて住んでいる。ひとつにまとめることは難しい」
短絡的な人もいれば、思慮深い人もいる。
小林さんがこのエッセイの最後の4行に書いたことは、とりわけ強く同意する文章でした。
くわしくは、ぜひ記事をご覧ください。中国への深い愛情が伝わってきます。
「多様性抱える隣人 西安で見た反日の激情」という、作家の小林恭二さんのエッセイです。
小林さんが西安滞在中、ちょうど反日デモがあり、小林さんが宿泊するホテルもデモ隊に包囲され、警察車両が炎上して、近づくことさえできない状況になりました。
しかし、同行した教え子の中国人は緊迫した面持ちで「必ず先生を守ります」と言ってくれたそうです。
小林さんは日本人だと見つかり、言いがかりをつけられたそうですが、それでも状況を冷静に判断し、彼らの行動は不満や矛盾をぶつけるはけ口だったのではないか、と語っています。
小林さんは上海大学の教授から聞かされた話として、こう書いています。
「中国は4つある。古代的な意識のままの人、封建的意識を引きずる層、近代的生活を送る人、前衛的な意識の人。それらが、いろんな地方に分かれて住んでいる。ひとつにまとめることは難しい」
短絡的な人もいれば、思慮深い人もいる。
小林さんがこのエッセイの最後の4行に書いたことは、とりわけ強く同意する文章でした。
くわしくは、ぜひ記事をご覧ください。中国への深い愛情が伝わってきます。
by keinakaji
| 2012-09-24 13:24
| 中国