ビジネスランチ |
取材がメインですから、じっくり味わう間はあまりなかったですけど、ここに来たのは久しぶりでした。
帰りにブックファースト新宿西口店へ。珍しく、私の本、置いてありました。これは新しい帯バージョンです。
こっちの帯のほうがよいと思いますけど、オレンジ色の帯が多いので、誰とは言わないけど、ほかの人とかぶるのがちょっと・・・・・
この3日ほど、「別海から来た女」(講談社)を読んでいて、かなり気分が悪くなりました・・・。
ご存知、血脈をたどる取材手法ですが・・・、曾祖父、祖父、父母、親せきを調べ上げ、だから、この人(主人公)はこういう人・・・・と断定的にいうのは、どうでしょうね。
ほかにも、断定的な表現は非常に目につくのですが、それだけでなく、自分からアポなしで主人公の実家の近所に聞き込みに行っているのにも関わらず、取材に答えてくれている近所の人を「口をふさいでもまだ話したりなそうな、口さがない女」と表現してみたり・・・・・。
論旨に関係ないサイドストーリーをさんざん書いたあと、「このサイドストーリーはこのルポにかなりの奥行きとパースペクティブをもたらしたはずである」と自分で言っちゃう・・・・・・
いろいろ勉強になりました。