2013年 01月 04日
ALSと闘って・・・ |
お正月早々、申し訳ありませんが、また訃報です。
元・毎日新聞記者で、獨協大学教授でもあったジャーナリスト、上村幸治さんがALSで逝去されました。54歳でした。
上村さんのことは、以前、このブログにご著書『周恩来秘録』の紹介とともに書きましたが、私が尊敬する数少ないジャーナリストのひとりでしたので、非常にショックでした。
私が上村さんの病名を知ったのは、2年ほど前。それがきっかけで、ALSに関する本を読んだりしました。
いちばん興味深かったのが『逝かない身体 ALS的日常を生きる』(医学書院)です。
この本は大宅壮一ノンフィクション賞も受賞したので、覚えている方も多いと思いますが、壮絶な内容です。
意識は最後までしっかりしているのに、身体中の筋肉が衰えていき、最後は眼球と肛門以外はすべて、びくとも動かなくなる、という恐ろしい難病です。
上村さんのご著書のあとがきによると、毛沢東も、最後はこの難病におかされていたのでは、と書かれています。
尖閣問題などでゆれる日中関係をどう見ていたのか―。お聞きしてみたかったです。
元・毎日新聞記者で、獨協大学教授でもあったジャーナリスト、上村幸治さんがALSで逝去されました。54歳でした。
上村さんのことは、以前、このブログにご著書『周恩来秘録』の紹介とともに書きましたが、私が尊敬する数少ないジャーナリストのひとりでしたので、非常にショックでした。
私が上村さんの病名を知ったのは、2年ほど前。それがきっかけで、ALSに関する本を読んだりしました。
いちばん興味深かったのが『逝かない身体 ALS的日常を生きる』(医学書院)です。
この本は大宅壮一ノンフィクション賞も受賞したので、覚えている方も多いと思いますが、壮絶な内容です。
意識は最後までしっかりしているのに、身体中の筋肉が衰えていき、最後は眼球と肛門以外はすべて、びくとも動かなくなる、という恐ろしい難病です。
上村さんのご著書のあとがきによると、毛沢東も、最後はこの難病におかされていたのでは、と書かれています。
尖閣問題などでゆれる日中関係をどう見ていたのか―。お聞きしてみたかったです。
by keinakaji
| 2013-01-04 21:15
| Books