○○富士 |
富士急の株が急上昇って・・・・、地元の人ならちょっと笑ってしまうニュースです。
テレビでたまたま「富士山と言えば、日本人のこころのよりどころ。思わずおがんでしまうもの。ところで富士山といえば・・・」ということで、富士山で思い浮かべるイメージを放送していました。
イメージの第1位 銭湯の壁画
イメージの第2位 新幹線の車窓から見える富士山
イメージの第3位 地元にある○○富士
だそうです。利尻富士とか、○○富士というのは、全国に340か所もある、といっていました。
地元に本物の富士山がある身としてはピーンときませんが、自分の家の近くにある山を富士山に見立てるというのは、日本人らしい発想だと思います。
それで、思い出しました。
昔、NHKで放送した大好きなドラマ「大地の子」で、主人公の家族が満州で見た山が、故郷の信濃富士に似ているといって、毎朝、その山を拝むシーンです。
はるか満州に行っても、富士山を思い出し、拝む姿に、じーんとしたものでした。
そういえば、私の田舎の家に、大学時代の友人(青森県出身)がきたときに、あまりにも大きく見える富士山に感動し、「おばあちゃんにも見せてあげたい」といっったことを思い出しました。
毎日毎晩見ている山梨県人にとって、とくにありがたみを感じないものでしたが、世界遺産になるというのは、やっぱり、うれしいものですね。