2014年 02月 05日
私のビザ失敗談(1) |
昨日の日経ビジネスオンラインの記事は、おかげさまで、大変好評でした!
さて、記事の番外編といいますか、あの記事を書いていて、いろいろと過去の武勇伝を思い出しました。
そこで、私のビザ失敗談をお届けします。 今日は1つ目。以下、記事調で書きますね。
―――――――
20歳の頃から頻繁にアジア各国に出かけている私だが、かつてはビザの重要性に対して無知であり、無関心な人間だった。「ビザ」と聞くと、今でもあのときの苦い思い出が蘇る。
1つ目は1996年の夏、無事に香港留学を終えた私はキャンパス内の廊下で、知り合いの日本人同士が「ビザ切れちゃうけどさ、日本に帰るだけだから大丈夫だよ。せっかくだから旅行に行ってから帰るよ」とおしゃべりしているのを小耳にはさんだ。
「へぇ~。帰るだけならいいのか…」 と真に受けたバカな私は、なんとその通りにしてしまったのである。ビザの期限を1日だけ過ぎて日本に帰国しようとしたところ、出国審査カウンターで呼び止められた。
「1日過ぎているでしょ? なんで今日帰国するの? 理由を説明しなさい」。とても厳しい口調だった。
人生で初めての尋問。しかも別室に連行され、そこであれこれと質問された。
「友だちが大丈夫っていっていたから」 とは能天気な私でもさすがにいえず、「ビザが切れていることに気づかなかったんです。ごめんなさい」と嘘をついてしまったが、しどろもどろでいかにも怪しい答えしかできなかった。
結局、厳重注意で解放されたが、危うく飛行機に乗り遅れそうになり、猛省した。
それから先もしばしば海外に出かけたが、同じパスポートを使っていたその後の2年間、どの国に出かけても、必ず入国審査では「何の用事で来たんですか?」と質問された。ブラックリストに載ってしまったのかもしれない。
幸いにして、パスポートを更新したらもう質問されることもなくなったが、入国審査でいろいろ質問されることがいかに不愉快で、ドキドキすることであるかを私自身も体験した。
さて、記事の番外編といいますか、あの記事を書いていて、いろいろと過去の武勇伝を思い出しました。
そこで、私のビザ失敗談をお届けします。 今日は1つ目。以下、記事調で書きますね。
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20歳の頃から頻繁にアジア各国に出かけている私だが、かつてはビザの重要性に対して無知であり、無関心な人間だった。「ビザ」と聞くと、今でもあのときの苦い思い出が蘇る。
1つ目は1996年の夏、無事に香港留学を終えた私はキャンパス内の廊下で、知り合いの日本人同士が「ビザ切れちゃうけどさ、日本に帰るだけだから大丈夫だよ。せっかくだから旅行に行ってから帰るよ」とおしゃべりしているのを小耳にはさんだ。
「へぇ~。帰るだけならいいのか…」 と真に受けたバカな私は、なんとその通りにしてしまったのである。ビザの期限を1日だけ過ぎて日本に帰国しようとしたところ、出国審査カウンターで呼び止められた。
「1日過ぎているでしょ? なんで今日帰国するの? 理由を説明しなさい」。とても厳しい口調だった。
人生で初めての尋問。しかも別室に連行され、そこであれこれと質問された。
「友だちが大丈夫っていっていたから」 とは能天気な私でもさすがにいえず、「ビザが切れていることに気づかなかったんです。ごめんなさい」と嘘をついてしまったが、しどろもどろでいかにも怪しい答えしかできなかった。
結局、厳重注意で解放されたが、危うく飛行機に乗り遅れそうになり、猛省した。
それから先もしばしば海外に出かけたが、同じパスポートを使っていたその後の2年間、どの国に出かけても、必ず入国審査では「何の用事で来たんですか?」と質問された。ブラックリストに載ってしまったのかもしれない。
幸いにして、パスポートを更新したらもう質問されることもなくなったが、入国審査でいろいろ質問されることがいかに不愉快で、ドキドキすることであるかを私自身も体験した。
by keinakaji
| 2014-02-05 09:23
| 中国