詩人・尹東柱の展示会

今日は東京・池袋の立教大学で行われた、朝鮮半島出身の詩人・尹東柱（ユン・ドンジュ）の没後７０年、遺稿・遺品巡回展示会と、追悼の集いに参加してきました。

尹東柱は韓国・延世大学を卒業後、立教大学に入学。その後、同志社大学に編入しましたが、治安維持法違反の疑いで逮捕され、終戦の半年前に獄死した方です。

まず書き残された詩や写真、資料などを見てまわって （立教学院展示館で、２５（水）まで開催中。入場無料）、そのあと、追悼集会へ。　立教内のチャペルで行われたのですが、大勢の熱心な日本人が参加されていて、とても驚きました。

私の隣に座っていた男性は６５歳くらいでしたが、数年前から韓国に興味を持ち始め、昨年、奥さんと韓国旅行に行ったとき、たまたま延世大学に出かけたところ、そこで、尹東柱の存在を知って、衝撃を受けたそうです。

奥さんと２人で、韓国人の先生について、マンツーマンで韓国語を学んでいるということで、私に熱心に話しかけてくださいました。　

みんなでアリランを歌ったときは、胸がじーんとしました。