ジャーナリスト中島恵のブログ

河口湖から見た富士山

連休に河口湖に行ってきました。実家から遠くはないのですが、本当に久しぶりです。

旅館の温泉に入っていたら、スイー、スイーと奇妙な泳ぎ方をする女の子が・・・！

母親としゃべっているのを見たら、なんと中国人でした。こんなところにも、大勢の中国人が遊びに来ているのですね。

今年は暖かくなるのが遅く、まだ根雪が残っているとのことで、山肌にはくっきりと白い雪が見えました。

７月の名物、ラベンダーの開花も遅かったとのことでした。

東京はこんなに猛暑だというのに！　

ブランドショップに並ぶ中国人

６月末、香港のブランドショップに並んでいた中国人観光客たち。

私が香港に留学していた１９９０年代半ばは、ペニンシュラホテルのルイ・ヴィトンなどのブランドショップに並ぶのは、全部日本人でしたが、その行列は、今はすべて中国大陸からやってきた中国人に取って変わられました。

ここはチムサーチョイの海洋中心（オーシャンセンター）の路面に並ぶブランドショップ「エルメス」。ここに多数のブランドショップが横並びしているのですが、どの店も、こんな状態でした。

かつての日本人もまったく同じでしたが、買っていく金額はゼロがひとつ違うようです。

テレサ・テンカフェをたずねて

まだ香港の続きです。香港滞在中、ネットで偶然見つけたテレサ・テン・ニューライフ・カフェというカフェに足を運んでみました。

台湾にあるテレサ・テン基金が協賛し、香港政府の協力のもとに０９年にオープンしたカフェだそうです。



場所はチムサーチョイの目抜き通り、シェラトンホテルの真裏で、わかりやすい場所にあります。


店内に入ると、テレサの写真やグッズがいっぱい。懐かしいブロマイドやCD、DVD、マグカップなど、いろんなものが売られていました。

店内には中年のおばさん３人組と、ひとりできて新聞を読んでいるおじさんだけ。観光客は私だけで、あまり流行っている感じはしなかった（？）のですが、写真はこころよく撮らせてくださいました。



飲んだものはアイスレモンティー（２５香港ドル）。軽食とかケーキもありました。

大きなスクリーンではテレサの映像が流れ、BGMももちろんテレサの歌。日本人が好みそうなお店でした。



のんびりしたお店でしたが、テレサといえば、８９年の天安門事件のとき、香港のビルの屋上から日本の歌番組に喪服姿で生出演したことを覚えている人も多いでしょう。

今、香港の中国化を見たら、どんな言葉を発し、どんな歌を歌うのでしょうか・・・・・。

香港返還１５周年記念式典

少し前ですが、７月１日は香港が中国に返還されて１５周年の日でした。

ワンチャイのコンベンション＆エキシビジョンセンターで、中国の胡錦濤国家主席が臨席して、記念式典が行われ、私はその様子をテレビの生中継でずっと見ていました。





２日前は１５年前の返還の日を彷彿とさせるどしゃぶり（台風）で、一時はどうなることかと思いましたが、あの日の再現にはならず、晴天となりました。

テレビ画面に大写しになる胡錦濤と、７月１日に就任したばかりの香港行政長官、梁振英氏（いちばん左）の２人。



梁振英をはじめ、香港の公務員の代表たちが、胡錦濤に「宣誓」しました。もちろん、すべて「北京語」です。



夜８時からはビクトリア・ハーバーで大花火大会が行われ、私もチムサーチョイ・イーストの陸橋付近から生で花火を見ました。１５年前の返還のとき以来です。



でも、みんながみんな、喜んでいるわけではありません。式典が行われた日には、コーズウェイベイ付近で、大規模なデモが行われました。お題は「一党独裁反対」や「人権問題」、そして「中国の民主化」を訴えるものです。その数、なんと４０万人。

これは翌日の香港の新聞、明報。中国に取り込まれ、中国なしでは生きていけない香港の未来を憂う人々も大勢います。

香港の家族＆香港中文大学をたずねて（２）

前回の続きです。別の日、香港中文大学をたずねました。友人夫婦がここで教鞭を取っており、キャンパス内で暮らしています。

まずは崇基（チョンチー）キャンパスにあるレストランで飲茶。私が住んでいた頃は、キャンパスは５つだったのですが、なんと９個に増えたのだとか。

これは大好きな福建チャーハン。点心をいくつかつまんだあと、いただきました。美味！



最後は定番、マンゴープリン。コンデンスミルクをたっぷりかけて食べるのが流儀です。あ～、幸せ。



続いて、ビルが移転した日本研究学科へ。この字は学長さんが書いたとか。



その後、１７年前に自分が住んでいた学生寮に連れていってもらいました。なつかしかった～。



そして、大学の山の家にあるニューアジアカレッジにある、友人おススメの絶景スポットにも連れていってもらいました。美しい眺め、忘れられません。



このあと、大学駅で再び、香港のお母さんとお茶を飲んで、名残惜しく中文大学を去りました。

ここは、何年経っても、キラキラと美しい、わが青春の町です。