2011年 10月 29日
中小企業の味方 |
昨日は都内の中小企業の会長さんに、2時間半ほどインタビューしてきました。
このご時勢にしては非常に景気のいい会社で、経営上は問題なさそうでしたが、後継者問題、人材育成問題などで、悩んでおられました。
私もこれまで数百軒もの中小企業経営者を取材してきましたが、いずこも悩みは同じです。
優秀な人材は大手にいってしまい、中小には、なかなかよい人材が集まらないのですよね。
ところで、中小企業といえば、私が大好きなのが、直木賞を受賞した
池井戸潤氏の小説『下町ロケット』です。
大田区の町工場が取得した最先端特許をひっさげて、大企業に立ち向かう話。
長年、中国のニセモノ問題などを取材してきたせいで、知的財産権に詳しい私としては、興味深い内容であり、思わず中小企業を応援したくなるようなストーリー展開に、胸が熱くなりました。
まさに、池井戸氏は中小企業の味方!弱者の味方!といえる方です。
きっと、性格のいい、さわやかな方ではないかと勝手に想像しています(笑)
ほかに『空飛ぶタイヤ』や『鉄の骨』など、池井戸作品はこれまでかなり読んできましたが、今週読んだ『民王(たみおう)』はだめでした・・・。
首相が自分のドラ息子と入れ替わってしまうという、どこかで聞いたような話で、奇想天外な内容についていけず、とうとう最後まで読めませんでした。
今までの小説がリアルにありそうな話だっただけに、ちょっと白けてしまいました。
大好きな作家の小説でも、必ず満足できるとは限らないのですね。
池井戸氏には、今後も企業小説のジャンルで、がんばっていただきたいです!
このご時勢にしては非常に景気のいい会社で、経営上は問題なさそうでしたが、後継者問題、人材育成問題などで、悩んでおられました。
私もこれまで数百軒もの中小企業経営者を取材してきましたが、いずこも悩みは同じです。
優秀な人材は大手にいってしまい、中小には、なかなかよい人材が集まらないのですよね。
ところで、中小企業といえば、私が大好きなのが、直木賞を受賞した
池井戸潤氏の小説『下町ロケット』です。
大田区の町工場が取得した最先端特許をひっさげて、大企業に立ち向かう話。
長年、中国のニセモノ問題などを取材してきたせいで、知的財産権に詳しい私としては、興味深い内容であり、思わず中小企業を応援したくなるようなストーリー展開に、胸が熱くなりました。
まさに、池井戸氏は中小企業の味方!弱者の味方!といえる方です。
きっと、性格のいい、さわやかな方ではないかと勝手に想像しています(笑)
ほかに『空飛ぶタイヤ』や『鉄の骨』など、池井戸作品はこれまでかなり読んできましたが、今週読んだ『民王(たみおう)』はだめでした・・・。
首相が自分のドラ息子と入れ替わってしまうという、どこかで聞いたような話で、奇想天外な内容についていけず、とうとう最後まで読めませんでした。
今までの小説がリアルにありそうな話だっただけに、ちょっと白けてしまいました。
大好きな作家の小説でも、必ず満足できるとは限らないのですね。
池井戸氏には、今後も企業小説のジャンルで、がんばっていただきたいです!
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by keinakaji
| 2011-10-29 12:06
| Books